『お金が貯まるのは、どっち!?』

投稿者: | 2016年8月16日

菅井敏之の『お金が貯まるのは、どっち!?』(2014年、アスコム)を読みました。ラジオのニッポン放送の朝の番組に、著者がゲストで出ていて、興味をもち、そのあと書店で見つけて買いました。40万部突破のベストセラーだそうです。

著者は、学習院大学卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。支店長まで、昇進。48歳のときに銀行を退職。その後、起業し、アパート経営に力を入れる。資産形成のための銀行の活用法や住宅、保険の選択方法には定評があるということです。

1日4-8ページくらいずつ、読んでいきました。読みやすかったです。最初に2択で問い、次に回答のかたちで、お金を貯めるヒントを説明していきます。

銀行員としてのお金を「貸す側」、不動産投資家としてのお金を「借りる側」、どちらの視点も持っていることが、著者の強みだと思いました。

ただ、金融機関でお金を借りたり、不動産投資をしたりしない人には、関係ない部分もあります。また、生命保険や持ち家の説明は、本当かなと思いました。

そうそう、父親から、「いろいろ工夫して、お金を貯めるより、もっと働いて、稼ぐことを考えなさい」といわれました。そのとおりです。