水野敬也(作)と鉄拳(画)の『あなたの物語 人生でするべきたった一つのこと』(2015年、文響社)を、読みました。
この2人による本は、『それでも僕は夢を見る』と『もしも悩みがなかったら』を、読んだことがあります。とくに、前者はよかったので、期待して読みはじめました。
10分で、読了。感想は、「うーん」というかんじです。ショート・ショートのような、自己啓発書のような、絵本のような本です。
テーマは、「あなたは、ただ、世界を楽しむだけでいいのです。あなたなりのやり方で、たった一度のとてつもなく貴重なその人生を、味わい、楽しんでください。そのために、あなたは生まれたのです」という文章に集約されています。
レビューを見ると、「感動しました」というものが多いのですが、私はちがうようです。このような本は、読者がどのような状況で、どのような気持ちでいるときに読むかによって、感想がかわってくるのかもしれません。