日本演劇学会の紀要、『演劇学論集』（第60号）（2015年・春、中央公論）を、読みました。
園部友里恵が、「高齢者の演劇活動の展開－活動のねらいに着目した新聞記事の分析から－」という論文を、書いていました。
園部は、ここ数年、国内外の学会発表や学術誌への投稿など、精力的に研究活動を展開している、演劇教育（インプロ）の実践家・研究者です。研究テーマは、「高齢者とインプロ」のようです。
研究者の研究テーマの選択というのは、わりと難しいです。自分が興味があり、社会からの要請があり、またできるだけ他の研究者の研究テーマと重ならないものを選ぶことが、大事です。センスが必要です。園部は、よい研究テーマを選択したなあと思います。
それにしても、ひさしぶりの論文読書でした。もっと勉強しなくてはいけません。