昨日は、ひさしぶりに、ブログを見直していて、前回パソコンで見た映画が、昨年9月15日の『理想郷』だということに、気がつきました。(実に、5か月間、映画を見ていません)。映画館にいったのは、昨年4月17日の『君たちはどう生きるか』が、最後です。(10か月間、映画館に足を運んでいないことになります)。「これは、まずいのでは」と思いました。
とりあえず、溜まった仕事を横において、アマゾン・プライムで、パソコンの画面で、『ゴジラー1.0』(2023年)を見ました。前からずっと見たかった映画です。NHKの『プロジェクトX』で特集があったのも、動機づけとなりました。
「TOHOスタジオとROBOTの製作。山崎貴、VFX・脚本・監督による、怪獣映画。略称「マイゴジ」。タイトルに付けられた「-1.0」には、「戦後、無(ゼロ)になった日本へ、追い打ちをかけるように現れたゴジラが、この国を負(マイナス)に叩き落とす」という意味がある」
「『ゴジラ』シリーズでは37作目であり、国産の実写作品としては通算30作目。『シン・ゴジラ』以来7年ぶりとなり、ゴジラ生誕70周年記念作品と位置付けられている」、「第96回アカデミー賞では、邦画・アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞した。製作費が15億円以下と、かなりの低予算であることも、アメリカの映画関係者を驚かせた」ということです。
キャッチコピーは、「生きて、抗え。焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか」というもの。『シン・ゴジラ』が、現代の東京を舞台にしていたのに対して、この映画は、第2次世界大戦直後の東京を舞台にしています。
2時間、ハラハラしながら見て、最後に胸をなでおろす展開でした。特撮を駆使した怪獣映画ですが、人間のドラマとしてのストーリーもあります。ヒロインの浜辺美波をはじめ、俳優陣もよかったです。
「スティーヴン・スピルバーグは、本作を3回鑑賞したと絶賛した」とか。たしかに、テレビの1時間バラエティ2本より、内容が濃いです。かけているお金と時間と手間の差だと思います。
「これからも、自分を豊かにするために、(できれば、映画館の大きなスクリーンで)、たくさん映画を見ていこう」と思いました。(それにしても、60歳になっても、ひとりで映画を見て、そのあと家でお酒を飲みながら、ネットでレビューや解説記事を読んでいます。30歳を過ぎてから、ほぼ変わっていません。いいのかなあ)。