6月29日に、私が事務局長を務める、一般社団法人・国際児童青少年舞台芸術協会(アシテジ)日本センターの定期総会と、キューバ世界大会報告会が、対面とオンライン併用で開催されました。
そのあとは、なにか気が抜けてしまって、なんとなくテレビで録画しておいた映画、『犬神家の一族』(1976年公開)を見ました。これが、とても面白く、続けて、アマゾン・プライムで、『悪魔の手毬唄』(1977年公開)、『獄門島』(1977年公開)、『女王蜂』(1978年公開)、『病院坂の首縊りの家』(1979年公開)を、見ました。
すべて、市川崑監督、石坂浩二主演、横溝正史原作の「金田一耕助」シリーズの映画です。アマゾンプライムで見た4作は、ちょっと登場人物の人間関係が複雑で、わかりづらいところもあり、それほど楽しめませんでしたが、主演の石坂浩二はもちろん、共演の加藤武、坂口良子、大滝秀治など、存在感があり、いいなあと思いました。
エンドレスでお酒を飲みながら、3日くらいで、5作全部見たのですが、なにかテレビ東京のお正月の長編ドラマを見る人の気持ちが、わかるような気がしました。
ちなみに、『犬神家の一族』の映画は空前の大ヒット(17億円)を記録、「日本映画史上最高のミステリー」と称されたということです。私は、あまりミステリー小説は読まないし、ミステリー映画も見ませんが、傑作だと思います。