5月17-22日は、スウェーデンのヘルシンボリで、国際児童青少年舞台芸術協会(アシテジ)の芸術家集会(世界大会のない年におこなわれる。対話やフェスティバルの観劇が中心のイベント)が、開催されました。
私は、アシテジ日本センターの事務局長として、現地参加するつもりだったのですが、コロナによる渡航手続きの煩雑さなどにより、諦めました。
かわりに、オンラインのフル・アクセス・パス(約5,500円)を購入して、セミナーなどに参加しました。(パスで、フェスティバルの公演は、見られませんでした)。
参加したイベントは、「開会式」、「アーティスティック・エンカウンター(芸術家の出会い) 1・2・3」、「国際児童青少年演劇研究者ネットワークのセミナー」、「キューバ(次回の世界大会開催地)からの報告」、「『児童青少年演劇における多様性、象徴、文化』の出版記念会」です。
あとからビデオで見られるイベントもありましたが、私はすべてオンタイムで参加しました。
イベントのなかで、いちばん印象に残っているのは、「アーティスティック・エンカウンター」です。3回に渡って、開催されました。第1回は、「自己紹介のゲームを含めた、アイス・ブレーキング」。
第2回は、「持続可能性(Sustainability)」(アシテジの3年間に渡る計画・目標のキーワード)をめぐる話しあい。少人数のグループで、「持続可能性」という言葉からイメージされる言葉を共有したり、それをひとつのポーズとして表現したり、そのポーズを組み合わせて全員に披露したりしました。
第3回は、「芸術家としての持続可能性のために、するべきこと」というテーマで、少人数のグループで話しあい、それをスクリーンに映して、参加者が共感できるものに、ネット投票したりしました。
オンラインのイベント参加でも、発言の機会があれば、頑張って発言しましたが、やはり現地で参加したかったなあと思います。