秋本俊二の『ANAとJALこんな違いがあったのか: ビッグ2の実力・個性を徹底チェック!』(2018年、KAWADE夢文庫)を、読みました。自宅に籠もることにも飽きて、旅行にでたいのだけれど、コロナで出られない。そんななか、図書館で、借りてきました。
著者の本は、『成田空港のひみつ 美味い、便利、快適! 徹底活用ガイド』、『羽田空港のひみつ 世界 トップクラスエアポートの楽しみ方 』に続いて、3冊目。
「日本の二大エアライン全日空と日本航空の両社を、運賃、機体、シート、サービス、経営、社風…など、多彩なキーワードからひも解く!」ということ。
2時間で、一気読みでした。ただ、評価は低いです。いろいろな本の要約というかんじで、読んでいて、面白くありませんでした。運航機材の章で、飛行機について、50ページ読まされたのも、苦痛でした。
おそらく、どちらがいいとは言えないなかで、さまざまな数字や情報を詰めこんだことから、このような本になったのだと思います。
ちなみに私は、この3年ほど、ANAにもJALにも、乗っていませんが、料金がほぼ同じ場合は、外国の航空会社よりも、日本の航空会社を選びます。サービスが丁寧で、機内食も美味しいからです。
トロント大学の同窓生には、ANAを選ぶ人が多いです。「成田-トロントの直行便を、エア・カナダと共同運航していること」、「ちょっと前まで、マイレージ上級会員は、空席があれば、エコノミーからプレミアム・エコノミーに、無料アップグレードしてくれたこと」が、理由のようです。
私も、ANAやJALのマイレージ最上級会員になることを、考えたこともありましたが、あまりに高いハードルで、諦めました。ANA やJALを使うよりも、LCCの安い運賃で移動して、浮いたお金を観光や食事に使いたいと思います。