帰国後、「北京の大気汚染は、どうでしたか」と、よく訊かれました。私の知る範囲では、そうひどくありません。マスクをしている人も少なかったし、スモッグで先が見えないということもありませんでした。
次に、「自転車の交通渋滞は、どうでしたか」と、よく訊かれました。15年前は、自転車の渋滞がありましたが、いまはありません。自転車よりも、自動車とスクーターとバイクの渋滞がありました。
北京では、「信号は守るべきものではなく、参考にするべきもの」と解釈されているようで、赤信号でも、空いていればはいってきます。慣れるまで、ちょっと怖かったです。
それから、「王府井の屋台街で、サソリやムカデの串焼きを、食べましたか」とも、訊かれましたが、挑戦しませんでした。屋台街にはいったのですが、昼間でも、日本の縁日のような混雑で、写真を撮ることもできませんでした。
あと、「グーグルやフェイスブックは、使えましたか」とも、訊かれました。使えませんでした。劇場やレストランの情報を検索できないのは、不便でした。同行者のひとりは、スマホの地図機能を使い、ショートメールで連絡をとっていて、便利だなあと思いました。
さらに、ホテルですが、南京大飯店というところに泊まりました。4つ星ですが、日本のビジネスホテルのようでした。せまくて、窓がありません。
ただ、王府井の繁華街まで歩いて5分、バイキングの朝食付き、インターネット無料、コンビニまで歩いて3分、大きな冷蔵庫ありで、1泊6500円ですから、文句は言えません。
フロントのスタッフが、英語を話せなかったのは、驚きでしたが、5つ星のペニンシュラホテルでも、英語はあまり通じませんでしたから、北京では仕方がないのでしょう。