今回の芸術家集会の参加の目的は、2020年の東京でのアシテジ世界大会に向けて、いろいろ学びたいということでした。いくつか学んだことを、まとめておきます。
まず、劇場や行事の開催される場所へいくための、英語の案内を記した地図の用意はしなければ、と思いました。今回は、中国側にその用意がなく、いきたい場所にたどり着くまでが、大変でした。
次に、観劇のパッケージの数は少なめに、同じ公演の鑑賞券をいれるべき、と思いました。今回は、前半参加者用のパッケージ2つ、後半参加用者のパッケージ2つ、全日程参加者用のパッケージがひとつでした。
それぞれ、公演の鑑賞券がいくつかちがっていて、日本からの同行者といっしょに劇場に向かったり、観劇後に待ちあわせたりすることが、困難でした。チケットのキャンセルや日時の変更もできず、残念でした。
それから、英語のできるボランティアの手配は必須、と思いました。今回は、劇場などで、ボランティアに英語が通じず、難儀しました。
あと、劇場や行事の開催される場所は、あちこち分散するべきではない、と思いました。たどり着くまでが、大変です。代々木のオリンピックセンターは、なんだかんだいって、劇場も会議室も宿泊棟もあり、便利だと思います。
さらに、参加者用の1日観光ツアーは組むべきだ、と思いました。今回、参加者の多くは、万里の長城のツアーに参加したようです。それならば、1日、フリーの日を用意して、主催者が格安のバスツアーを組むべきでした。
来年9月のアシテジ芸術家集会は、ノルウェーのクリスティアンサンドで開催されます。いけるかな。