『一流の男のボディケア』

投稿者: | 2018年7月1日

原田忠の『一流の男のボディケア』(2013年、PHP研究所)を、読みました。アマゾンで見て、著者の経歴と「はじめに」を読み、購入を決めました。時間のあるときに、すこしづつ読んで、1か月半かかりました。

著者は、1971年生まれ。資生堂の美容に携わる社員の頂点を極めた、「資生堂ビューティートップスペシャリスト」。航空自衛隊航空管制官を経て、5年間のサロンワーク経験後、1999年、プロを対象としたヘアメイクアップスクールSABFA卒業。

2000年に資生堂入社。2004年、2012年JHA(Japan Hairdressing Awards)グランプリ他、受賞歴多数。就職活動をする男子学生への整容講座なども行うということです。

「美容とは、内面の輝きを外へと引き出して表現することです。外面を磨くこととは「自己表現」であり、他者に自分の魅力を伝える「コミュニケーション手段」なのです」、「外面を整えることは、とても楽しいことなのです」とはじまります。

男性の美容の歴史からはじまって、スキンケア、ヘアケア、身だしなみ、日本男性のお洒落の変遷と、続きました。

いくつか学びがありました。たとえば、「スキンケアは、洗顔、化粧水、乳液が基本」とか、「洗髪後は、速やかにドライヤーをかける(濡れた髪のままだと、細菌が繁殖しやすく、フケやかゆみの原因になる。キューティクルも傷つきやすく、寝ぐせもつきやすい)」など。

さっそく、マツモトキヨシで、男性化粧品を見てみました。できる範囲で、学んだことを、毎日の生活に自然に取り入れ、内面の美質を表現していこうと思います。