藤村岳の『男の身だしなみ 100の基本』(2015年、エイ出版社)を、読みました。朝日新聞のネットで、著者のコラムを読み、興味をもちました。
まず、図書館で借りて、「はじめに」を読みました。そして、「これは、じっくり読むべき本だ」と、確信。絶版になっていたのですが、三省堂で取り寄せて、購入。毎日、すこしづつ読んで、5か月かかりました。
著者は、男性美容研究所を主宰。編集者を経て、男性向けの美容記事を女性が書くことに違和感を覚え、独立。シェービングを中心とする独自の美容理論を打ち立てた、男性美容のパイオニアということです。
「今の時代、男にも身だしなみが必要だ。洗顔。保湿、UVケア、体臭予防に爪の手入れ・・・。日常のケアの基本を知り、こだわってこそ男は魅力を増していく」ということです。
いろいろと学びがありました。本に書いてあったのか、読んでいるあいだに、ネットなどで情報を得たのか、よく憶えていませんが、たとえば、顔や髪の毛は、タオルでくるむように水気をとるとか。
シェービングをすると、同時に肌を傷つけるので、やり過ぎないとか。爪は、お風呂上りなど、軟らかい状態で切るとか。キューティクルオイルは、爪ではなく、甘皮につけるとか。
それから、紹介されていた美容グッズは、2つあるとすると、ひとつは、ドラッグストアで買える、日本製品。もうひとつは、海外のブランドというかんじでした。(すぐに飛びつくことは、しませんでした)。
できる範囲で、学んだことを、毎日の生活に自然に取り入れ、もっと自分を輝かせていこうと思います。