『演劇と教育』(第688号)

投稿者: | 2016年12月7日

日本演劇教育連盟編集の機関誌、『演劇と教育』の第688号(2016年10月号、晩成書房)を、読みました。特集は、「ルポ・海外の演劇教育」。海外の演劇教育の実践・研究の特集は、本当にひさしぶりで、期待して読みはじめました。

渡辺貴裕の「イギリスの学校教育におけるドラマの位置づけと動向」は、よくまとまっていると思いました。

ただ、開発彩子の「フィリピン・ルソン島コーディリエラ地方における環境教育のための演劇ワークショップ」は、ある地域での実践報告。(PETA-フィリピン教育演劇協会-の紹介などを、期待していたのですが)。

曽田修司の「カナダの演劇事情と演劇教育について」は、おもに演劇事情の紹介で、学校における演劇教育の現状の説明は、みじかいものでした。(モントリオールに滞在していたということで、英語圏とフランス語圏のちがいの説明などを、期待していたのですが)。

まあ、そのように言うならば、私が書けばいいので、残念がっていても、仕方ありません。しばらくぶりに、投稿してみようかな。