上野啓樹の『美しい人はみな、自己管理ができている』（2015年、宝島社）を、読みました。
書店で見て、題名につられ、ちょっと怪しげだったのですが、購入しました。（「自己管理をしなさい」というのは、父親の口癖です）。
著者は、ダイエットアカデミー代表。公務員時代に生活習慣の乱れから激太りし、試行錯誤の末に独自のダイエット法を確立。ミス・ユニバース・ジャパン福岡、長崎の指導も務める。2013年に「ダイエットアカデミー」を開校。現在、福岡、東京、熊本校があるということです。
「普段から最高のコンディションを保ち、本来の美しさを発揮するためには、ひとえに毎日徹底して自己管理をすることにつきる」と書き、その方法を説明しています。
とても読みやすかったです。そして、書いてある内容は、ほぼまっとうで、著者が自己啓発やダイエットの本を、よく読みこんでいることがわかります。
鳥居祐一も書いていましたが、「『まだまだ食べられるな』と思ったその瞬間が腹八分目。これが本来あなたに合った食事の量」、「空腹は最高の美容液」、「胃を休ませれば、肌も体も若返る」ということです。私もさっそく、「時間だから」と食事をとることをやめました。
ただ、デトックス・ダイエット法で、「フルーツのみ」を勧めているのには、疑問をもちました。著者は、医者でも薬剤師でも栄養士でもなく、科学的な裏付けがありません。「フルーツのみ」ならば、確かに痩せるでしょうが、健康を崩さないか心配です。
納得して学んだことのみを、実践していこうと思います。