『演劇と教育』(第685号)

投稿者: | 2016年9月5日

日本演劇教育連盟編集の機関誌、『演劇と教育』の第685号(2016年6月号、晩成書房)を、読みました。特集は、「これって、アクティブ・ラーニングじゃないですか? 」。

次の学習指導要領のキーワードとして、よく耳にする、「アクティブ・ラーニング(課題の発見・解決に向けた主体的・協同的学び)」にかかわる、実践報告や論考が5篇、載っていました。

個人的には、「ビブリオバトル(知的な書評ゲーム)」について、学べたのがよかったです。紀伊國屋書店などで、おこなわれていて、「どんなものなんだろう」と思っていたので。

それから私は、「アクティブ・ラーニング」の導入には、「演劇教育の活用」の可能性があるので、基本的には賛成です。

ただ一方で、「神奈川県立高校で多数開講されてきた、演劇に関する学校設定科目が、削減の危機に瀕している」ということ。難しいなあと思いました。

あと、「野口三千三に学び、『イケダ自然体操』をはじめた、池田潤子さんが逝去された」というニュース。若い頃、ワークショップで学んだ先生方が、どんどんいなくなっていくのは、寂しいです。