キューバでのアシテジ世界大会⑦-キューバの食と国民性

投稿者: | 2024年6月16日

キューバでの食は、あまり期待していませんでした。ガイドブックによると、「肉と野菜とご飯のワンプレートが、基本」ということです。

検索するのも、ちょっと面倒くさくて、夕食は、同行の仲間についていきました。(彼女は、スマホで、Trip Advisor というアプリを、使っていました)。

ロパ・ビエハ(牛もも肉を、トマトと玉葱と、煮こんだ料理)、マサ・フリータ(豚の3枚肉を、角切りにして、フライにしたもの)、コングリ(黒豆と脂を一緒に炊きこんだご飯)などを、食べました。

味つけはシンプルなのですが、(アメリカと交流がないせいで、農薬や化学飼料を使っていないせいか)、肉には、旨味がありました。また、コングリも、お赤飯とピラフの中間のようなのですが、おいしかったです。

ちょっと残念だったのは、シーフードをあまり食べられなかったこと。(ロブスターとか、白身の魚のソテーは、食べましたが)。暖流の影響か、おいしい魚は、あまりとれないようです。

あと、キューバの国民性についても、考えました。食べ物は配給制で、教育や医療は無料なせいか、「サービスをする」という精神がないようです。レストランで注文して、30分以上待つのは当たり前です。町には、コンビニもスーパーも、ありません。

アメリカとは国交がないはずですが、タクシーやホテル・ナシオナル・デ・クーパの清算は、アメリカドルでした。観光地には、物乞いをする大人もいました。社会主義国ですが、理想郷というわけではないようです。