2022年7月28日から8月4日、山梨県・甲府にいきました。「子どもと舞台芸術大博覧会」のお手伝いと、甲府観光が目的でした。山梨県にいくのは、大学1年の時の西湖での合宿以来だと思います。甲府は、はじめてかもしれません。
「子どもと舞台芸術大博覧会」の始まりは、1999年、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された、「子どもと舞台芸術-出会いのフォーラム」。全国各地の公立文化施設の事業担当者や文化行政担当者、教育関係者、舞台芸術創造団体、地域の文化団体などで実行委員会を構成。舞台関係者が横断的につながったことが特徴的。
毎年、オリンピックセンターで、5日間前後の期間で開催。参加する子どもと大人が、当日各プログラムを楽しむ姿に加えて、地域の文化団体が、出会いのフォーラムでのプログラムを持ち帰り、自分の地域で実践するなど、子どもの文化環境つくりへの足掛かりの場としても定着。
2018年に、「子どもと舞台芸術大博覧会」に名称が変更。目的を、①多種多様なプログラムで、あそび、舞台芸術体験の魅力を社会に発信する。②「子どもの豊かな成長のために、地域(生活圏)でのあそび・舞台芸術体験が必要」と考える大人のネットワークを広げる。③舞台関係者が一堂に集い、鑑賞・体験・シンポジウムを通して、これからの文化芸術のあり方を学び合う、の3点とする。
2021年3月には「第20回アシテジ世界大会/2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル」との同時開催にて、東京と長野県で実施。2021年7月には、東日本大震災より10年を迎えた宮城県で実施。2022年の甲府市に続き、2023年新潟、2024年岡山と開催が決まっているということです。
わかりやすくいうと、「日本中の子どもたちに、あそび・舞台芸術体験のアクセスの機会を広げる」ことを目的とした、お祭り、舞台芸術のフェスティバルです。私は、実行委員として、全日程、参加しました。
移動をふくめて、8日間は、いろいろありました。楽しい時間もあったし、とまどいや寂しさを感じた時間もありました。学びや気づきもありました。それらについて、数回に分けて、報告をします。