アプライド・ドラマのワークショップ

投稿者: | 2015年4月25日

一昨日は、代々木のオリンピックセンターで開催された、日本児童青少年演劇協会主催のアプライド・ドラマ(応用演劇)のワークショップに、参加してきました。

講師は、イギリスのチェスター大学のアレン・オーエンズさん。アシスタントと通訳は、ナオミ・グリーンさん。

オーエンズさんのワークショップに参加するのは、たぶん5回目。毎年の恒例行事のようになりました。

参加者は14人ほど。3/2は、知っている人。残りの1/3は、はじめて会う人。リラックスして自分を表現でき、新しい刺激をもらえる、ちょうどよい人数でした。

ドラマのプレ・テキスト(活動の素材となるお話)は、いつもは、神話や民話、童話が多いのですが、今回は、オリジナルに近いものでした。

オーエンズさんの1人語りは、それが本当の話かと思うくらいでした。グリーンさんの通訳とかけあいも、完璧でした。全体の構成、音楽や小道具の使いかたも、さすがでした。

ひさしぶりのワークショップでしたが、1年ぶりの人、新しい人に会うこともでき、楽しい夜でした。

ちなみに、オーエンズさんとグリーンさんは、『やってみよう! アプライドドラマ-自他理解を深めるドラマ教育のすすめ』(2010年、図書文化社)という本を出しています。

グリーンさんは、『蜂はチクリと刺すことを知ってますか?-生活の中の演劇「アプライド・ドラマ」』(2003年、カモミール社)という本も出しています。

これから、福島を含む各地で、アプライド・ドラマのワークショップをする予定ということでした。