一昨日は、代々木のオリンピックセンターで開催された、日本児童青少年演劇協会主催のアプライド・ドラマ(応用演劇)のワークショップに、参加してきました。
講師は、イギリスのチェスター大学のアレン・オーエンズさん。アシスタントと通訳は、ナオミ・グリーンさん。
オーエンズさんのワークショップに参加するのは、たぶん5回目。毎年の恒例行事のようになりました。
参加者は14人ほど。3/2は、知っている人。残りの1/3は、はじめて会う人。リラックスして自分を表現でき、新しい刺激をもらえる、ちょうどよい人数でした。
ドラマのプレ・テキスト(活動の素材となるお話)は、いつもは、神話や民話、童話が多いのですが、今回は、オリジナルに近いものでした。
オーエンズさんの1人語りは、それが本当の話かと思うくらいでした。グリーンさんの通訳とかけあいも、完璧でした。全体の構成、音楽や小道具の使いかたも、さすがでした。
ひさしぶりのワークショップでしたが、1年ぶりの人、新しい人に会うこともでき、楽しい夜でした。
ちなみに、オーエンズさんとグリーンさんは、『やってみよう! アプライドドラマ-自他理解を深めるドラマ教育のすすめ』(2010年、図書文化社)という本を出しています。
グリーンさんは、『蜂はチクリと刺すことを知ってますか?-生活の中の演劇「アプライド・ドラマ」』(2003年、カモミール社)という本も出しています。
これから、福島を含む各地で、アプライド・ドラマのワークショップをする予定ということでした。