木村拓哉主演の映画、『HERO』（2015年）を、見ました。昨年末、テレビで放映していたのを、録画しておいたものです。
高視聴率を記録した、月９のテレビドラマ（２シーズン）から、派生した映画の第２弾です。私は、テレビドラマ（最初のシーズン）と、映画の第１弾は見ています。
交通事故死した女性は、靴を履いていなかった。小さな不審点と思われた疑問の真相をつき止めようとした久利生検事たちは、その謎の先にネウストリア公国の大使館があることを知る。
捜査を続ける久利生たちの前に立ちはだかる、外交官特権の壁。さらに、大使館職員の関係する不法行為の疑惑と絡み、久利生に迫る危機。真実を明らかにしたいと、捜査を続ける久利生たちの執念は、国境を超えることができるのか。
久利生と城西支部の面々、そして雨宮の情熱は、外務官僚や大使をも動かしてゆく、というストーリーです。題名のとおり、ヒーローもので、ストーリーは現実離れしています。
ただ、ひさしぶりに見た、木村拓哉と松たか子のやりとりは軽妙で、わきを固める役者（吉田羊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造など）もうまく、それなりに楽しみました。
夏休みの週末の夜に、ビールとポテトチップスを片手に、ソファに寝転がって見るには、いい作品かもしれません。