テレビで録画しておいた映画、『そして父になる』(2013年)を見ました。
監督は、是枝裕和。主演は、福山雅治です。カンヌ国際映画祭で、審査員賞を受賞したということです。米映画会社のドリームワークスで、リメイクされることも決定したとか。
是枝監督の作品は、『ワンダフルライフ』(1999年)、『誰も知らない』(2004年)、 『歩いても 歩いても』(2008年)を見ていて、わりと信頼しています。今回は、話題作でもあり、期待して見ました。
息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤、そして成長を描いたドラマです。
6年間愛してきた他人の子どもと、血の繋がった実の息子。子どもを交換するべきか、このまま育てていくべきか。自分だったらどうするか、考えながら見ました。
脚本は、よく練られていました。カメラワークも、よかったです。 リリー・フランキーも、好演していました。
派手な作品ではありませんが、佳作です。