『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』

投稿者: | 2022年7月17日

7月10日、参議院議員選挙の日。朝方に眠れず、パソコンで映画、『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(2020年)を見ました。アマゾン・プライムで、無料でした。精神科医の樺沢紫苑が、メルマガで、「面白かった」と書いていて、興味をもっていました。

「1969年5月13日、1000人を超える学生たちが待ち受ける。東大駒場キャンパス900番教室に、ただならぬオーラを放つ文豪・三島由紀夫が現れる。東大全共闘が、思想も立場も正反対の三島を討論会に招いたのだ。いったい何のために?」

「午後2時5分、伝説の幕が開ける-。稀代のスーパースター三島由紀夫と反逆のエリート東大全共闘のスリリングな直接対決。伝説の討論会の全貌を明かす衝撃のドキュメンタリー!」ということです。

「テレビ局としては唯一取材していたTBSが撮影していた討論会の映像(TBS緑山スタジオで新たに発見されたフィルム)を高精細映像として復元するとともに、当時の関係者や現在の文学者・ジャーナリストに取材したもの」ともあります。

前半は、かなり哲学的な討論だったので、日本語字幕が出るようにしながら、見ました。(それでも、難解でした)。後半は、意外な展開もあって、面白かったです。

NHK特集で放映されるようなかんじですが、関係者の説明やふり返りが、膨らみを与えていて、映画らしかったです。

政治家になりたいとは思いませんが、最近、政治にも興味を持つようになりました。選挙公報は隅々まで読んで、投票にはいくし、選挙日は、深夜まで開票速報を聞きます。新聞社のサイトも、チェックします。立候補者の当選や落選の弁を聞くと、人間ドラマだなあと思います。