『大富豪からの手紙』

投稿者: | 2018年5月26日

本田健の小説、『大富豪からの手紙』(2018年、ダイヤモンド社)を読みました。

著者のメールマガジンで、「自分の代表作というものを書きたいと思い、海外への取材など、時間をかけて書いた」と紹介されており、興味をもって、購入しました。

本田健は、経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタイア生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタート。「お金と幸せ」 「ライフワーク」 「ワクワクする生き方」をテーマにした1000人規模の講演会、セミナーを全国で開催。

2014年からは、世界を舞台に講演、英語での本の執筆をスタートさせている。著書は、『ユダヤ人大富豪の教え』など、130冊以上。累計発行部数は700万部を突破しているということです。

私は、著者の熱烈なファンではありませんが、6冊ほど、本を読んでいます。講演会にも、4回ほどいっています。また毎週末、インターネットラジオの「本田健の人生相談~Dear Ken~」を聞いています。

この本は、「ある日、大学2年生の主人公のもとに、大富豪だった祖父から、「9つの手紙」が届く。その中にある「お金の代わりに残すものは、人生でいちばん大切なものを学ぶ機会だ」という言葉と直感に導かれて、青年は、1通、また1通と「手紙」を開けながら、北海道、京都、タイ、そして幸せの国・ブータンへと「人生の秘密」を追い求める旅に出る」というストーリーです。

とても読みやすかったです。『ユダヤ人大富豪の教え』よりも、楽に読めました。内容も、インターネットラジオでよく聞いているものなので、比較的、すとんと頭にはいってきました。

小説なので、学びは重要ではありませんが、「もっと直感というものを大事に、即決して行動にうつし、人間関係を大事にしていこう」と思いました。また、「旅にでたいなあ」とも思いました。