先週末の夜は、新検見川のBAR「陽月(かげづき)」で開催された、『陽月de日本酒 Vol.7 塩気とお酒のおいしい関係』に、参加してきました。
高校の同級生で、「赤鬼」(三軒茶屋の銘酒居酒屋)で長く働いている理絵蔵さんが、「勉強会というほど固苦しくなく、ただの飲み会とはひと味ちがう、愉しいひとときを」というコンセプトのもとに企画した、日本酒の会の第7回目です。
「今回は日本酒と塩、それも塩そのものではなく、塩から発生した様々なうまみ調味料を合わせ、その引きたてあいとハーモニーをたんのうしていただく」ということ。
塩は、好きです。ソーセージと目玉焼き、フライドポテトなどには、塩をたくさん振りかけます。やよい軒で、鯖の塩焼き定食を注文するときは、「小皿に塩を」と頼むくらいです。(塩分のとりすぎは、健康には、よくないのでしょうが)。
今回も、約3時間、5種類の日本酒、炭火焼鳥、理恵蔵さん手作りのさまざまな肴、参加者との会話を、楽しみました。
料理で印象に残っているのは、レバーの塩焼き(塩+ごま油)、新じゃが・塩辛バター。そして、岩塩プレートで焼いた、ラムチョップとタンが、美味でした。
(岩塩プレートで焼くと、天然の塩分とミネラルが溶け出し、遠赤外線効果で食材自身の持つうまみが引き出され、余分な脂や水分も吸収してくれるそうです)。
そのほか、塩レモン(モロッコ発祥。レモンを塩に漬けて、熟成させたもの)、塩麹(米抜きで、塩と麹と水を混ぜて、発酵・熟成させたもの)、アオサ塩(海藻をブレンドした塩)を使った料理もありました。
なんとなく、日本酒の学びの会というより、テーマを決めた飲み会に移行しつつありますが、これはこれでいいのかなと思います。