『年収1億円になる人の習慣』

投稿者: | 2020年1月11日

かなり前ですが、山下誠司の『年収1億円になる人の習慣』(2018年、ダイヤモンド社)を、読みました。書店のビジネス書の棚に、平積みになっていて、興味をもっていました。今回は、ブックオフのポイントを使って、購入。

著者は、1976年、静岡県生まれ。高校卒業後に上京し、19歳で年収180万円から美容師を始め、31歳で年収1億円を超える。19歳から23歳まで、ほぼ休みなく仕事をし、24歳から39歳までは、始発から終電まで365日、15年間、1日たりとも休みなく仕事。

現在は、日本最大級の240店舗を展開する美容室「EARTH(アース)」を運営する、(株)アースホールディングス取締役。うち70店舗をフランチャイズ展開する、(株)サンクチュアリ代表取締役も兼任。愛車は、フェラーリ488スパイダー。趣味は「仕事」ということです。

「誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」を、あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです」、「毎日、行う「習慣」だからこそ、その差は、とてつもなく大きいのです」ということでした。

読みはじめたのは、昨年5月。すこしずつ読んでいって、3か月かかりました。ただ、新しい学びや気づきは、あまりありませんでした。

著者が、成功者から積極的に学んできたことは、わかります。日々、仕事の改善に取り組んできたことも、わかります。ただ、美容師や美容室の経営という分野のせいか、私の研究や勉強に応用できるものは、すくなかったです。

また、レビューにもありましたが、「美容師としてのお客への献身」とか、「お金がはいってからの社会への貢献」といったものが、まったく書かれていないのも、気になりました。

いくつか、共感できた習慣を書いておきます。「会議・講義・勉強会では、最前列に座る」、「会社まで「30分以内」に通勤できる場所に住む」、「食事は「有名店よりも名店」、「あの人」がいるお店を選ぶ」

「毎日、体重計に乗るだけで、年収が上がりはじめる」、「お金の大切さを知っている人は、「お金がないみじめさ」を経験している人」、「「2ランク上の人」からのお誘いは、「もちろん行きます」以外言ってはいけない」。

まあ、私の場合、年収1億の実現はなさそうです。