『「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント』

投稿者: | 2017年8月6日

水野雅浩の『「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント』(2016年、明日香出版社)を、読みました。書店で見て、ちょっと怪しげな経歴だったのですが、目次を見て、購入を決めました。

著者は、日本ダイエット協会 ダイエットプロフェッショナルアドバイザー、JADP認定 生活習慣予防アドバイザー・サプリメントインストラクター、日本成人病予防協会 健康管理士、健康美容情報認定協議会 健康美容コミュニケーター、米国NLP&コーチング研究所 NLPプロフェッショナル認定コーチ。

中央大学法学部を卒業後、介護サービス事業の全国展開に、約10年携わる。その後、香港で高級日本食レストランの立ち上げに参画。香港のミシュランガイドブックへの掲載をきっかけに、世界中のビジネスエリートが顧客となり、交流を深め、「健康マネジメント」の概念に触れる。

次に、大手サプリメントメーカーで、アンチエイジングのサプリメントのマーケティング商品開発に携わり、予防医学アンチエイジングの体系的な知見を蓄えたということです。

「『稼げる男』とは『顧客満足度を追求していくビジネスパーソン』を指します。そしてこれを土台から支えるのが『健康マネジメント』なのです」と書きはじめ、食事、運動、睡眠、ストレスケアについて、「稼げる男」と「稼げない男」の習慣を比較しながら、解説していきます。

全部で50項目あり、1日1項目ずつ読んでいったので、4か月かかりました。読みやすかったです。そして、書いてある内容は、見聞や経験則が多いものの、ほぼまっとうなものでした。

ただ、ダイエットや健康の本を、たくさん読んでいる私にとって、すでに知っていることが、ほとんどでした。新しい気づきは、「稼げる男はシーツを替え、稼げない男は枕カバーも替えない」くらいです。

まあ、いくつか印象に残ったものをあげると、「稼げる男は魚定食を食べ、稼げない男は親子丼・蕎麦セットを食べる」、「稼げる男は階段を使い、稼げない男はエレベーターを使う」、「稼げる男は空腹でベッドに入り、稼げない男は夜食を食べる」といったところ。

読み終えて、「コンディショニングの本は、もういいかなあ」と思っています。あとは、実行あるのみです。