『演劇と教育』(第675号)

投稿者: | 2015年8月12日

日本演劇教育連盟編集の機関誌、『演劇と教育の第675号(2015年6月号、晩成書房)を、読みました。

特集は、「やっぱり♥クラス劇」。小学校や中学校で実践された、いくつかのクラス劇の報告がありました。学校全体が、クラス劇に取り組んでいるという報告もありました。

読みながら、自分の学校におけるクラス劇の経験をふり返りました。

たしか、小学校6年の頃、学年劇がありました。神話にもとづく話だったと思います。白いカーテンを肩からかけて、給食ででたプリンの入れ物で祝杯をあげるシーンを演じたことを、憶えています。

中学校で、クラス劇を演じた記憶はありません。ただ、劇団に所属している同級生がいて、彼女が主役の劇を、体育館で見たことがあります。希望者による劇づくりが、あったのかもしれません。

高校では、2年生の文化祭で、クラスによる企画を話しあった時、私は「クラス劇」を提案しました。ただ、「受験が近い」、「時間がかかる」といった意見がでて、結局、お弁当屋をすることに決まりました。

担任の先生が、「健太郎から、そんな提案がでるとは思わなかった」といっていました。(私は当時、文学少年で、ひとりでいることが多かったです)。「もしクラス劇をしていたら、どんなかんじだったろう」と思います。

クラス劇や学年劇に限らず、文化祭や運動会など、いろいろな子どもたちが輝ける、さまざまな学習の機会を保障してあげたいなあと思います。