金沢での学び

投稿者: | 2017年2月19日

2月13-15日、金沢に旅行してきました。そこで、印象に残ったことは、「技術と美しさは、両立するのかもしれない」ということでした。

まず、北陸新幹線のはくたか号。東京駅から金沢駅まで、3時間ほど。速くて、デザインもよく、車内は読書もできる静かさです。

次に、金沢駅の鼓門。らせん状に柱を組み上げたデザインは、秀逸で、印象的です。写真を撮っている人が、たくさんいました。

3つめは、兼六園の雪吊り。柱と縄を使って、枝を雪折れから守る技術をもった職人さんは、6人ほどだそうです。仕事は丁寧で、美しいです。

4つめは、金沢21世紀美術館。無料の常設展示しか見ていませんが、円を意識した建物自体、実用性と美しさを兼ね備えていました。

最後に、近江町の茶寮不室屋(150年の歴史を誇る、加賀麩のお店)の麩久箱膳。いろいろな麩が、さまざまな料理に、使われていました。食べておいしく、見た目は芸術品のようでした。

「これからの時代、日本が生き残っていくためには、このように技術と美しさを両立させていくことが必要かなあ」と、帰りの新幹線で思いました。