『いのちの花』

投稿者: | 2016年5月4日

向井愛実のいのちの花-捨てられた犬と猫の魂を花に変えた私たちの物語(2014年、WAVE出版)を、読みました。

あるメールマガジンで、「実話にもとづく、感動できる話だが、読者層がせまく、あまり売れなかった」と、紹介されていた本です。

著者は、プロジェクトを手がけた、青森県立 三本木農業高等学校 動物科学科の卒業生のひとり。殺処分された犬や猫の骨を土に混ぜ、花を咲かせて命を蘇らせた、「いのちの花 プロジェクト」について、説明しています。

(このプロジェクトは、「2013年度 農業クラブ全国大会 最優秀賞・文部科学大臣賞」 、「2014年度 日本動物愛護協会主催 日本動物大賞 グランプリ」を、受賞したそうです)。

30分で、読めました。私の友人のひとりは、ペット・トラブルの専門家ですが、「年間数10万頭の犬や猫が、人間の身勝手な理由で、殺処分されている。そしてその骨は、ゴミとして扱われ、捨てられている」ということは、知りませんでした。

飼い主がいなくなったペットは、できるだけ里親を見つけてあげたいです。(それができるシステムが、必要だと思います)。また、私の身近で、ペットを飼う人が増えていますが、「安易な気持ちでは、飼えないなあ」と思いました。