郷ひろみの本、『黄金の60代』(2020年、幻冬舎)を読みました。「60代」というキーワードで検索して、見つけた本の1冊です。内藤忍が、ブログでとりあげていたのも、購入の動機になりました。
郷ひろみは、1955年、福岡県生まれ。NHK大河ドラマ『新・平家物語』で芸能界デビューを果たすと、同年8月に「男の子 女の子」で歌手デビュー。その後、「お嫁サンバ」「よろしく哀愁」「言えないよ」「GOLDFINGER’99」など数々のヒット作をリリース。これまで発表したシングルは104枚にも及ぶ。
NHK『紅白歌合戦』への出場は32回を誇り、今も、日本のトップシンガーとして輝き続けている。著書『ダディ』は100万部を売り上げ、ミリオンセラーとなっているということです。
内容は、「周囲からスターと崇められ、特別視されているが、その裏には隠された郷ひろみの生き様があった。そんな郷ひろみの習慣やこだわりをはじめ、両親や友人、歌に対する思いなどを自身で綴った月刊「ゲーテ」の連載を収録」というもの。
1日10分ずつ、読んでいって、2か月で読み終えました。タレント本は、当たりはずれが激しいのですが、これは当たり本です。雑誌の連載が元になっているので、系統立てて書いた本ではありません。また私は、郷ひろみのファンではありませんが、学ぶべきものがありました。
まず、ストイックな生活習慣です。毎日のボーカルトレーニング、週に3回の体のトレーニング、週に1回のスポーツマッサージとネイル、月に1回の歯医者、空いている時間の読書。そして、ニューヨークでのダンスのレッスン。大好きなワインは、やめたそうです。
ザ・リッツ・カールトンのパジャマとか、シャンパン・ゴールドのフェラーリとか、葉山の別荘とか、ハワイでのゴルフとか、ニューヨークの高級レストランとか、タレントらしいエピソードもでてきますが、これはこれでよしとします。
この本を読んで、「郷ひろみは、歌のうまくない、チャラチャラした芸能人では」という思いこみはなくなりました。私よりほぼ10歳年上ですが、あのルックスと体型は、目指したいロールモデルです。
そうそう、この本の影響で、足の指を広げる、「ドクターエル 足ゆび元気くん」を買いました。1日に、10-30分、着けています。(ダンスがうまくなるかな)。