韓流のテレビドラマ、『冬のソナタ』(2002年、全26回)を、見終えました。日本で放送されたときには、カナダ留学中で見られず。ずっと見たいと思っていたものです。今回は、BS11で再放送していたのを録画して、見てきました。
2004年に日本で放送され、「冬ソナ現象」と呼ばれるほどの大ブームを巻き起こし、日本で韓流ドラマが認知されるきっかけとなったということです。
週に1話ずつ見るつもりが、初回で引きこまれて、6時間、6話連続で視聴。その後、友達間でのどろどろとした嫉妬の話が嫌で、すこしあいだが空いたのですが、最後は、一気に見ました。2か月ちょっと、楽しみました。
ヒロインのユジン(チェ・ジゥ)が、亡くなった初恋相手のジュンサン(ペ・ヨンジュン)に瓜二つの男性ミニョン(ペ・ヨンジュン/二役)と婚約者のサンヒョク(パク・ヨンハ)との間で心を揺らす姿を、波乱に満ちたストーリー展開で描いた恋愛ドラマです。
よかったです。まず、音楽が美しいです。次に、まるで絵画のように静謐で透明感溢れる、湖畔の並木道などでのデートのシーン。
それから、「初恋の人」という、多くの人が心に抱きつづけている普遍的なテーマ。(30代以降の女性を中心に、熱狂するファンが続出したのもわかります)。
ややこしい人間関係とメロドラマ的な展開に、疑問を抱く部分もあるのですが、26時間、見てよかったと思っています。
主演のチェ・ジゥは、悲しみをこらえた表情を、よく演じていたと思います。(でも、好きなのは、高校の頃の表情です)。ペ・ヨンジュンは、笑顔が温かでした。パク・ヨンハは、亡くなられたそうです。残念です。
ひとつ失敗したのは、最初の頃、主人公の親の関係がよくわからなくて、ウィキペディアの説明を読んでしまったこと。(あらすじが、書いてありました。読まないほうが、よかったです)。