『まんがで知る 未来への学び2-教師も変革を起こす時代』

かなり前ですが、前田康裕の『まんがで知る 未来への学び2-教師も変革を起こす時代』(2019年、さくら社)を読みました。

著者の本は、『まんがで知る 教師の学び-これからの学校教育を担うために』『まんがで知る 教師の学び2-アクティブ・ラーニングとは何か』『まんがで知る教師の学び3-学校と社会の幸福論』『まんがで知る未来への学び-これからの社会をつくる学習者たち』を、読んことがあります。

著者は、熊本大学教育学部美術科卒業。岐阜大学教育学部大学院教育学研究科修了。公立小中学校教諭、熊本大学教育学部附属小学校教諭、熊本市教育センター指導主事、熊本市立向山小学校教頭を経て、2017年4月より熊本大学教職大学院准教授。

「前作から続く今回の舞台は、人口が減少している地方の町。そこに時間に追われ古いままのやり方を変えられない教師と町民たち、そして中学生が登場します。突破口が見当たらずあきらめてしまいたくなる状況を、学びの力で呼び覚まされた人々の思いが少しずつ変えていきます」

舞台である薬苑町で繰り広げられる人々の迷いや対立、理解や協同の過程は、まさにリアルな物語です。面白いです。

また、「STEAM教育」や「SDGs」など、復習できたのも、よかったです。教師向けのビジネス書の紹介も、ありがたいです。

ただ、コロナ危機での学校閉鎖にあたり、「都会と地方、家庭の状況(親の教育への関心とか、裕福さ)による、子どもを囲む環境の差異は、そう簡単に変えられないのでは」とも思いました。理想と現実、いろいろと自問自答しながら、生きています。