『女帝 小池百合子』

石井妙子のノンフィクション、『女帝 小池百合子』(2020年、文藝春秋)を読みました。ネットで、勝間和代や内藤忍が、「東京都民は、読むべき」と書いていて、興味をもっていました。(私は、都民ではありませんが)。

「都知事選の前に、読みたいな」と思っていて、「本屋で、購入しよう」と思っていたところ、父親の棚に、この本を発見。(父親は、私以上の読書家です)。他の人に回す前に借りて、読みました。444ページ。一気読みでした。

著者は、1969年、神奈川県茅ヶ崎市生れ。白百合女子大学卒、同大学院修士課程修了。約5年の歳月を費やして『おそめ』を執筆。綿密な取材に基づき、「伝説の銀座マダム」の生涯を浮き彫りにした同書は高い評価を受け、新潮ドキュメント賞、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補作となった。

小池百合子は、1952年生まれ。日本の政治家。アラビア語通訳者、ニュースキャスターを経て、1992年に政界へ転身。女性初の都知事であり、次の総理候補との呼び声も高いということです。

3年半の歳月を費やした、綿密な取材のもとに描かれたこの本は、面白かったです。小池の数奇な半生を、日本の政治の変遷とともに、辿ることができました。

「小池の父親のこと、小池の学歴について、ここまで細かく説明する必要があるのか」、「小池のカイロ時代の同居人に近すぎないか」とも思いましたが、評価は高いです。ベストセラーになるのも、わかります。

それにしても、ひさしぶりのノンフィクションでした。話題の本を読んだのも、しばらくぶりです。「評価の定まった本だけでなく、旬の本も読んでいきたいなあ」と思いました。