かなり前ですが、昨年の12月24日は、早稲田大学の歴史館で、「人形劇やばい!」展、演劇博物館で、「コドモノミライ-現代演劇とこどもたち」展を、見てきました。(どちらも、飛田勘文君が、キュレートしています)。
前者の展示が最終日、後者の展示が最終日前日だったせいか、平日の夕方にもかかわらず、そこそこ混んでいました。
「人形劇やばい!」展は、ひと部屋の展示。人形劇というと、NHKテレビの「チロリン村とくるみの木」とか、「ひょっこりひょうたん島」など、子ども向けのものが、思い浮かびます。
ただ、その他にも、ダーク座の骸骨の人形、人形劇団プークの姉が弟の腹を包丁で切り裂くといったグロテスクな大人向けの人形劇など、あったということ。あまり期待していなかったのですが、学びがありました。
「コドモノミライ-現代演劇とこどもたち」展は、題名から、「現代演劇のなかで、こどもたちがどう描かれているか」に焦点があるのかなあと思っていたのですが、いい意味で裏切られました。
1階と2階の展示室では、子どもたちをテーマとした大人向けの演劇だけでなく、子どもたちのための、あるいは子どもたちによる演劇についても、スペースが割かれていました。児童青少年演劇、演劇教育のコーナーもありました。
キュレーターの飛田君の、これまでのさまざまな出会いや学びが辿れるようで、とても興味深かったです。楽しみました。
それにしても、ブログとメールで確認したら、じつに2年5か月ぶりの展覧会の鑑賞でした。もっと頻繁に、心の栄養をとる機会をつくらなくてはなりません。