昨日、3月20日の夕方は、亀戸文化センターで、「演劇鑑賞教室を考える会」がありました。児童青少年演劇劇団の関係者、学校の教員が、同じ演劇作品を鑑賞し、そのあと、情報や意見を交換しあうというものです。
はじめての参加でした。年度末のせいか、教員が少なく、参加者は、12人ほど。自己紹介をふくめて、1時間ほどの会でした。
最初は、演劇作品を見ての感想からはじまるのだろうと思っていたら、すぐに演劇鑑賞教室をめぐる情報や意見の交換がはじまりました。
「土曜日の開校など、学校の授業時間は増えている。やろうと思えば、2時間程度の演劇鑑賞教室を開催することは可能だ」、「いったんやめた学校行事を再開するのは、かなりの努力がいる」
「ひとりの教員の提案より、ひとりの保護者の提案のほうが、影響力をもつことがある」など、私にとっては、新鮮な意見がでてきました。
話しあいの時間が短かったのと、話題があちこち広がったので、発言して貢献することはできませんでしたが、こういう会もいいなあと思いました。
私は、演劇教育を研究していますが、じつは、児童青少年演劇の公演を見ることは、少ないです。「鑑賞料金が高い」、「ひとりで見ても、つまらない」というのが理由です。
ただ、このような会に参加すれば、楽しく鑑賞して、学びにつなげることができそうです。まとめ役の森田勝也先生(日本児童青少年演劇協会会長)の話ももっと聴きたいし、継続参加してみようかなと思いました。