『演劇と教育』(第693号)

投稿者: | 2017年7月7日

日本演劇教育連盟編集の機関誌、『演劇と教育』の第693号(2017年4月号、晩成書房)を、読みました。

特集は、「〈支援者〉としての教師」。小学校や中学校、地域で、支援者として子どもたちに接する実践が、紹介されていました。障碍を抱えている子どもたちへの支援が、多かった気がします。

以前、ブログに書いたことがありますが、「教員が、場合に応じて、複数の役割を果たすように求められている」ということだと思います。

「先導役」、「支援者」、「伴走的コーチ」、「ダンスのパートナー」、「仏様の指(困っているときに、気づかれないように、後ろからそっと押してあげる)」など。

あとは、「高校〈開放・表現・つながり〉の授業-文部科学省 児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験(芸術家派遣)事業による神奈川県立横浜桜陽高校授業報告」が、印象に残りました。

よくまとまっている、魅力的な授業だと思いました。授業者の神尾タマ子さんと、南アフリカのアシテジ世界大会でいっしょだったことも、あるかもしれませんが。