『ラーメンより大切なもの-東池袋大勝軒 50年の秘密』

投稿者: | 2018年11月2日

レンタルした映画のDVD、『ラーメンより大切なもの-東池袋大勝軒 50年の秘密』(2013年)を見ました。東池袋の大勝軒を訪れたときに、広告を見て、興味を持っていました。

「過去3回にわたりフジテレビ「ザ・ノンフィクション」で放映され大きな反響を呼んだドキュメンタリーを映画化。伝説のラーメン屋「東池袋大勝軒」の店主・山岸一雄の人生を、13年におよぶ貴重な記録映像に山岸の故郷・長野の美しい情景を加えて描く」ということ。

東池袋の大勝軒にいったのは、3年ほど前です。「元祖つけ麺」ということでした。また、昔ラーメンが好きだった父親が、「いちばん印象に残っているラーメンは、東池袋の大勝軒かもしれない」と語ったことも理由です。

山岸一雄さんは、いませんでした。つけそばの麺はとみ田とくらべると細く、並盛で340gと、ボリュームがありました。また、澄んだスープには、しょうゆと甘酢を加えてあるそうで、「甘・辛・酸」のバランスが、よかったです。

その東池袋の大勝軒の裏側を描いたという映画。ただ、大部分、手の指や足に病気を抱えながら、せまい店にたつ山岸さんを執拗に追っていて、見ていて胸が痛くなりました。私は、大勝軒の歴史、つけ麺のつくりかた、お客さんの声を、期待していたので。

それからDVDで、「1-6か月の短期の弟子も、受け入れていた」、「レシピは、隠さなかった」、「弟子には、大勝軒の屋号も、自由に使わせていた」ことを、知りました。あちこちで、大勝軒の看板を見かける理由が、わかりました。

DVDを見た翌日、JR千葉駅近くの「富士見町大勝軒」で、つけ麺を食べました。東池袋の大勝軒の味とは、すこしちがっていたけれど、スタミナ酢があったので、いれてみました。懐かしい気がしました。