『子どものしあわせ』(第803号)

投稿者: | 2017年12月29日

日本子どもを守る会編集の雑誌、『子どものしあわせ 』の第803号(2018年1月号、本の泉社) を、ざっと読みました。

日本子ども守る会は、1952年に誕生。「児童は人として尊ばれる」とうたった児童憲章が制定された翌年のこと。初代会長は長田新。

当時は朝鮮戦争の最中。米軍の前線基地となっていた日本の子どもたちは、生活・教育・文化・福祉・健康・環境のすべてにわたって、児童憲章が踏みにじられる状況下にあった。

この現実を黙視できないと、親や教師はもちろん、広範な顔ぶれの人々が結集し、思想・信条のちがいをこえて、子どもの人権と平和を守る国民的な運動を進めてきたそうです。

今回の特集は、「世界の子どもたち-フィンランド・韓国・南アフリカ」。

私が翻訳した、「子どもたちの生活と芸術をつなぐ-南アフリカの子どもたちと演劇活動」(イヴェット・ハーディ、アシテジ会長)も載っています。4頁ですが、自分の仕事がかたちになるのは、うれしいものです。